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基本設計(湖東の家)
敷地が広く、建主は延床30坪程度のかわいいサイズをご希望されていたので、まずは敷地のどこに建てようかというところから。できるだけ平屋で、将来的にもう一軒建てられるようにというご希望です。
敷地の南側は東も西も景色が良かったのですが、西の景色の良さを特に取り入れたいということで建主と意見が一致。この感覚をもとにその他の要望も踏まえ摺合せていきました。景色がよい部分まで自分たちが南下し、もう一軒建てる場合は北側に建てようということに。
模型スケール1/200で検討。
敷地の南側は東も西も景色が良かったのですが、西の景色の良さを特に取り入れたいということで建主と意見が一致。この感覚をもとにその他の要望も踏まえ摺合せていきました。景色がよい部分まで自分たちが南下し、もう一軒建てる場合は北側に建てようということに。
模型スケール1/200で検討。
湖で広い敷地ということ敷地を大胆に使い、真西の湖向き。ブルーは車動線検討。
いろいろご要望を平屋でまとめると広くなってゆき、
結局シンプルな平面にし、子供室は2階へ。
真西にある湖の方を向きたいなと大胆に振ってみたり、平屋の平面が大きくなってきたりとしていたのですが、最終的には間口いっぱいのシンプルな一階平面としました。はみ出た子供室は屋根の一部を高くし、コックピットのような部屋に。ここは一番景色が良いところではないかと思います。
LDKは1階にあり、南北に空地があることを生かし、南北に抜けのある構成になっています。そして、それに隣接する西向きのテラス。季節の良い時に食事したり、庭でとれた野菜の下ごしらえ、ご主人が一服されるのに使われる予定です。ここが一番の見せ場になるかなと考えています。建物としては南向きですので、一日を通し、採光の条件が良いのですが、夕方西日の直射と湖の反射の光の色をこの部分の軒裏と土間でさらに温かい色を付けて宅内に導ければと考えています。
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