ー春はあけぼの。
　　やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。（枕草子）

でしたっけ？

少しずつ夜明けも早くなり、朝日がやさしく起こしてくれるようになってきました。

東窓は大文字山が見えます。お迎えのマンションが惜しいのですが。

西窓はたまたま遮るものがなく、西山を望むことができます。
我が家は東山寄りなのでなかなかお日様が顔をださないのですが、
西山の山すそのお家が照らされているのを見ると、
向こうはもう日の出しているのだなぁと盆地の中のお迎えさんのような気持ちになります。


東日本大震災から４年が過ぎました。
まだまだたくさんの方が不自由な生活を送られていて、早急の復興を願います。
波が押し寄せる映像を何度も何度も見ている頃、身ごもり、出産。
ちびっ子たちに慌ただしくも色づけられ、必死にこなす毎日でしたが、
少しづつ視野を広げる余裕が出てきました。

あの出来事が意味することは何か。
自分に何ができるのかを考えています。次世代に何を提案し、繋いでいけば良いか。
自分なんかが考えて意味があるのかと思いますが、
一人ひとりの小さな考える力が大きな流れになり、次世代につながるやり方を見つけることができると信じています。