ようやく竣工し、お引渡し前に内覧会。
と言っても、家族だけですが、仕事を見てもらいたく、みんなで和歌山へ。

いろいろ設計中考えたことを説明することも大切だと思うのですが、理屈を知らない子供たちがただ場所で何を感じたか、それを見たかったのですが、反応をみてうまくいったかなと思いました。
「どこが一番好きだった？」と聞いたら、二階の屋上だということでした。
お引渡し前にくつろいでしまって申し訳ありません。
しばらくたった夕飯時に思い出して「すごかった～」と言ってくれていたので、
良かったなと思いました。
 建主の方にも長い時間かけて何か伝わればと思います。

いつか建主と車の中でお話をしていて、転勤族だし家を持つことを迷ったけれど、
子供たちに自分たちの家という感覚を体に残したいというような内容をお伺いしました。
家を建てることが必要かそうじゃないかはわかりませんが、私も今でも大変な時は実家の子供室の天井や
床の感覚、好きだった楠の下の石の上の感覚を思い出して充電しています。
そして両親が踏み切ったことが、ここまで走る原動力になったことを思うとそれなりの
感動があったのではないでしょうか。一度くらいは試してみても良い気がします。

あとは造園工事です！