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路地の奥のその奥

ご夫婦+お子さま一人のご家族で、気になる敷地があるがどうだろうとご相談を受けました。
場所は街中の旗竿敷地。旗竿敷地ということもあり、それなりに価格は低く設定されていると思うのですが、便利な場所ということもあり、なかなかのお値段。
敷地の街づくりの情報を調べたところ、商業地区で大通り近くということもあり、高い建物を建てやすい地域だということがわかりました。結局、それが気になり、書類審査落ちになってしまったのですが。
とはいえ、せっかくなので、敷地を見に行っておこうと、界隈で良い物件があればとの思いもあり、ご希望のエリアに出かけました。
現状ならなんとかないこともないけど、どうなのかなぁという思いもまま、界隈を散策。

見過ごしてしまいそうなところに、小さな路地があり、その奥にひっそりと家が立ち並び、通りとは違う時間が流れているようでした。外者はその境界をまたぎ、入ってはいけないような気がして、路地の手前から覗くことしかできなかったのですが。
京都は何重かの外枠に囲まれていて街を広げにくいこともあるのか、中心付近はこんなに細かく、密に奥深くなっているのだなぁと
改めて京都の町の奥深さに触れた気がしました。
そんな情報ももとに、土地探し。
条件は
・便利な場所に車を持たずに暮らす
・家族3人が暮らせる広さ(25坪程度)を確保できること
すると、どうかなという物件を発見!

つづく。

つづきは「敷地発見!」へ。