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高野山

初めての高野山。
南海電鉄の高野線に乗り、極楽橋からケーブルカーとバスで山の上の町に到着。
写真は壇上伽藍の根本大塔。
外から見ると1階は四角形ですが、中に入ると丸みのある印象の空間で、私たちが行った夕刻は朱色に塗られた材と障子から入ってくる光でぼんやりと室内全体が赤くなっていました。その真ん中に仏様がいるという構成で正面から入って仏様と華やかに描かれた周りの絵を見たあと、堂内をぐるぐると数周まわりお参りしました。

奥之院には錚々たる方々が眠っていました。

山の上の町の一番奥まで行き、橋を渡り、杉林に入る
空に真っすぐ伸びる杉の木立の下は年中薄暗く、ほどよくしっとりとしている
道中は苔が良く生育していて、墓石の他、あらゆるところに宿るお地蔵さんは精霊のようで、湿気があらゆるものを一緒くたにしてまだ生かしているようにも感じました。

帰りのバスは満員で、山々を見ながら、若い運転手さんの楽しいお話とスリルのある運転で下山。
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