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国際教養大学図書館

秋田ついでに空港近くの国際教養大学の図書館を見学しました。
中は大きな和傘を半割したような空間でした。木が苦手な曲線を鉄が補うという感じでその取り合いなど勉強になりました。
一方で天然木の大胆な割れを見ていると、取り合った部分が完全に力が伝わっていくというよりはその不完全さを考慮した上で全体で持たす考え方が必要なんだろうなと思いました。
そしてお迎えの県立中央公園も散策
とんぼ帰りの秋田でしたが、見れた分だけの印象では、内部で過ごすことを重視した設計が多いように思いました。
こちらだと環境が良いとすぐに半外のようにしたくなってしまいますが、視覚としては解放されていますが、きっちり空気は外部と分けられていました。厳しい冬を快適に過ごす工夫が重要になるんでしょうね。あとは庇の短さ。雪が多いと軒の出は負担が大きい。
帰りのタクシーで大学でお世話になった渡辺豊和先生の秋田市立体育館はバスケットチームのホームになっていて県民の方に今も大事に使われていること、地元の神話にも出てくる八郎潟の干拓は地元の方はどのように思っていたのか、その成果やそのあとの減反政策の話、まだまだ知りたいこともたくさんありましたが、また今度ですね。
飛行場でつるつるで美味しい!稲庭うどんを食べて飛行機に乗り込むのでした。
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