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  • 建築家 横内敏人先生 作品集

    師匠の建築家 横内敏人先生の作品集のご紹介です。 作品集「WA-HOUSE 横内敏人の住宅」。 全45作品掲載!かなり密度の濃い、先生と事務所の想いがぎゅっと詰まった一冊になっています。 先生の作品が創り出される若王子の3軒から始まり、コートハウス型、小住宅、郊外型など、 プランのタイプ別に紹介されています。写真とともに各物件の平面図、断面図が掲載され、 ロケーションに応じた設計手法が勉強できます。 休みの日の午後、天気もいまいちだしなーというときなど、ゆっくり本に入りこんで味わってみてはいかがでしょう? そんな光の優しい日が先生の建築をより美しく感じられます。 

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  • 原則再建築不可

    リノベーションをご検討中の方と物件を一緒に見に行きました。 最終的に金額交渉がうまくいかず、今回は見送ることになったのですが、一つ勉強になりました。 みなさんも土地探しで、なかなか思う金額で土地がみつからないなぁと探していたら、 「え!なんで、なんで。」と喜んだのもつかの間、再建築不可の記載にがっかりしたことありませんか? 今回の物件もそういった物件で、再建築不可も了解済みでご購入を検討されていました。 再建築不可の理由は建築基準法上の道路に接していないため。 ただ、わりと新しい建物だし、どうやって建てたのかなと調べてみると 建築基準法43条但し書きの許可申請により建てられていることがわかりました。 これは、建築基準法上の道路に接していなくても、広い空地が周囲にあったり、農道等に接している、 今回の敷地のようにある一定の幅員がある通路で、道路に有効につながっていれば、建築できる可能性があるというもの。 土地を購入される方にとっては建つか建たないか確認できていない土地を購入するのは、リスクが高いですが、 京都市では、新築図面作成前でも、土地周辺の登記簿や公図等必要な書類を用意すれば、 事前相談という形で、おおよそ建ちそうかご判断いただけるそうです。

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  • うれしいお便り

    まだまだ寒いですが、少しずつ春の気配がしてきましたね。 寒いのが苦手な私はほっとするとともに、いざ冬が終わると思うと名残惜しいような気もします。 そんな頃、昨年お引渡しさせていただいた、「楠葉の家」のご夫婦からお便りが届きました。 新しい家族が増えたよ!というお知らせでした。本当におめでとうございます! 設計中はまだお二人でしたが、いろいろ想像を膨らませていたので、それが現実になるようで、 ドキドキしてしまいました。そういう嬉しい節目に関われるもの、住宅設計の醍醐味かなと思います。

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  • ミナペルホネン

    ミナペルホネン 京都 うわさには聞いていたのですが、なかなか行けずにいたミナペルホネン。 あのクラッシックな建物があんなにかわいい生地に満たされたら、どうなるのだろうと 急に気になりだして、行ってまいりました。 恥ずかしながら、ブランド名とテキスタイルのイメージから勝手に北欧のブランドと 勘違いしていたのですが、皆川さんの「ミナペルホネン」だったんですね。 確かに、日常の嬉しい驚きや発見をもとに生地が作られ、それをまとうような感じは どこか日本の着物に似てるようにも感じました。 店舗設計の勉強をしている旨をお店の方にお伝えすると建物から内装までいろいろ丁寧に 教えて下さいました。

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  • 京都市美術館

    岡崎を散歩していて、ブラブラ京都市美術館へ行きました。 写真は入ってすぐの大きな展示スペース。ハイサイドがあって自然光で作品を見ることができます。 この空間と人との対比が好きで、いつもここに来ると人の動きにうっとりしてしまいます。 ペンダントもおしゃれですよね。 この日は市内の小学生の作品の展示をしていました。 興味深々のむすめ。 建物の裏には大きな池のあるお庭があり、だれでも自由に楽しむことができます。 意外に人も少ないので、季節が良い時は、そこの藤棚で一休みするのがおすすめです。

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  • 塔本シスコ展

    夫の祖母、画家 塔本シスコの展覧会のお知らせです。 

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  • HAPPY NEW YEAR 2015

    明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 2015年出発!

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  • メリークリスマス!!

    年末とはなぜこんなに忙しいのでしょう。 なんとか今年やってしまいたいことに追われてしまいます。 大人のそんな事情はさておき、ちびっ子たちにクリスマス気分を知ってほしくて、 クリスマスの絵本を探しに。かわいい本を見つけたのでご紹介です。

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  • 保育園勉強会

    来年度から子供子育て支援新制度に変わるということで、勉強会に行きました。 講師は保育ジャーナリストの猪熊弘子さん。4児を育てながら、ジャーナリストとして活躍されているパワフルな方です。 新制度は今後人口が減少していく中、労働力として、女性の社会進出は必須なので、保育態勢を早急に整える。 そのため、ある程度保育機関を多様化して、その数を増やすというもののようです。 その新制度がどのようなリスクがあるかということを講義いただいたのですが、中でも私が気になったのは、 保育施設を完全に民間に委託し、ビジネス化してしまった場合、どのような保育施設になるリスクがあるかと 見せられた様々な保育施設の写真でした。高架下の保育園や産業廃棄物処理場横の保育園、半地下の保育園・・・

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  • みんなの家 土地探し

    私ごとながら12/7に長女が3歳になり、お母さん3周年を迎えました。 どんどん変わっていく立場に自分でも消化できないまま、月日が流れましたが、 気づけばお母さんという立場にも少し慣れたように感じます。 そして、何とか「みんなの家」を用意できないかと、時間を見つけては、土地を探しに行っています。 プロジェクトさえどうなるかわからない、まだまだ夢の話なのですが… こんな仕事をしながら、自分の住まいに関してはあまり興味がなかったのですが、 いざお母さんになってみると、「みんなが安心できる場所がほしい」という想いが湧いてきました。 建主さんから「子供に少しでも良いものを残しておいてあげたい!」という強い想いを聞いたり、あるお父さんに、「ここが自分の家という帰れる場所を子供に用意してあげたかった。」というお話を聞くうちに、住宅というのはそんな想いが形になったものなのかなと思うようになりました。 家族の場所を用意するということは、自分が教えてもらった温かさのようなものを伝えていきたいという行動の一つのようにも思います。

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