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WEB内覧会 テラス(湖東の家)
この家の一番の売りはやっぱりこのテラス。みんなで土のついたものの下ごしらえをしたり、ご主人の一服場所になる予定です。タバコの味は知りませんが、日頃のあれこれから解放されて、さぞかし美味しいのではないでしょうか。私なら寒くなりだした季節に早起きして、一人でコーヒーが飲みたいです。居間からは見えにくい夕日もここからはばっちり見えます。
↓こちらからのプロポーションは結構気にして、屋根が厚ぼったくならないよう、のぼり梁(屋根を支えるための、斜め方向の梁)を細かいピッチで入れたり、夕日が滞りなく、部屋に入っていくよう、天井に気を使ったのですが、何でもないように見えるなら成功です。テラスの独立柱も一番目立つところでの基礎・木構造・石の異業種が取り合う難しい仕事でしたが、工務店の社長である施主のお父様が守りぬいて下さいました。
ベンチはやわらかく温かい杉材でつくり、壁も背もたれとして当たりが柔らかいよう杉の本実張にしています。その他の外壁部分は粗目の杉板に紫外線から杉板を守るため塗装し、押し縁で抑えました。
手前の入り口は車庫に続いていて、荷物の多いときは、車庫からこのテラスを通って、食堂に搬入することもできるようになっています。
敷地は水の豊富な地域で、その反面水はけが悪く湿気た印象がありました。
湿気を避けること、また周囲の畑や水田を少し高い位置から見下ろす方が農作業されている方とも目が合いにくく、気持ち良さそうに思い、一階床高を高めに設定しています。テラスは一階床と庭をつなぐ中間領域として、南側につづく外廊下になっています。
手前の入り口は車庫に続いていて、荷物の多いときは、車庫からこのテラスを通って、食堂に搬入することもできるようになっています。
敷地は水の豊富な地域で、その反面水はけが悪く湿気た印象がありました。
湿気を避けること、また周囲の畑や水田を少し高い位置から見下ろす方が農作業されている方とも目が合いにくく、気持ち良さそうに思い、一階床高を高めに設定しています。テラスは一階床と庭をつなぐ中間領域として、南側につづく外廊下になっています。
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